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~カンボジアの子供達にユニフォームを届けました~

  • レアルマドリードとの共同プロジェクトでカンボジアに行って来ました。
  • 子供達と代表の田中

    ユニフォームの贈呈式

  • 子供達と代表の田中

レアルマドリードとの共同プロジェクトでカンボジアの子供達にユニフォームを届け
一緒にサッカーをしてきました。
腕のない子、足のない子、頭に障害のある子、みんな親に捨てられた孤児です。
ただみんながみんな、一人残らず笑顔でした。
賛否両論あるとは思いますが、私は間違いなく私を含めたほとんどの日本人よりも、
この子供達は『可哀想』と言える状況下だと思います。
でも我々日本人よりも笑顔でした。
そして優しかったです。
日本人でも誰でもみんながみんな個々に辛い事があるとは思います。
過去も、現在も。
それは体験している本人にしかわからない事なのかもしれません。
ただこのカンボジアの子供達よりも辛い状況でしょうか?
私は違います。
私が辛いと思う事と引き換えに、このカンボジアの子供達と生活や状況を入れ換える事が選べるとしたら、
私は間違いなく、今の辛さを選びます。
私は子供の頃に乙武氏の『五体不満足』、星野氏の『愛、深き淵より。』という本を読みました。
それ以来、私はどんな辛い事も小さく思えました。
どの角度でどう見ても、私が今体験している辛さが乙武氏や星野氏の辛さには勝らないと思えたからです。
今回も全く同じ感情を抱きました。
自分が可哀想、今が辛いと思う方は、もっと視野を広げてください。
日本にも、そして世界にも、あなたより辛い思いをしている人がきっといます。
実際には辛さを計るパラメータがあるわけでもなく、比べる事など出来ないのが事実です。
ただそう思う心を持つ事が大切だと思います。
このカンボジアの子供達は中学を卒業したらみんな働くそうです。
その働き口も決まっているとの事でした。
高校大学と勉強をしたくても出来ません。
やりたい仕事を選ぶ事どころか、目指す事も出来ません。
今回私はカンボジアの子供達の為にと思い、
この活動を行いましたが、それは一瞬の出来事にしか過ぎず、
自己満足の範囲だと痛感しました。
何かを与えられたのは私達の方だったのかもしれません。
これからもアートスケープは国内外、支援を必要とするところには微力ながら協力していきます。
アートスケープ一同、より一層、精進していく所存でございます。
代表取締役 田中 将成
アートスケープ